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​受験は1人1人の戦い。

合格するのはごく一部の人だけ。

みんなと同じことをしていては、

隣の人には勝てない。

​私と一緒に、自分に合った勉強をしよう。

東島秀 塾長

大阪府出身 慶応義塾大学経済学部卒

もともと勉強嫌いで中学受験にも失敗する。高校進学時は劣等生で

あったが、中学3年生の時に親友が高校受験で筑波大学附属駒場高校に進学(後に東京大学医学部に現役合格)したのを機に、その親友に追いつく方法を考え、勉強方法の研究をすることになる。高校1年生の夏休みから実行に移した結果、7月までは50台だった英語の偏差値を1か月後には飛び級で高校2年生の全国模試で73にまで上昇させた。数学、国語も同様に偏差値を伸ばし、その後飛び級で全国模試の成績優秀者となる。高校3年生時には偏差値80超え、河合塾主催早慶大オープン模試で全国1位を獲得。

2014年に「勉強方法を指導し、100%早慶に合格させる」ことを目標に秀慶塾を設立。偏差値40台の生徒を3か月で15~20伸ばして早大現役合格、法政の附属高校の生徒を高校内で唯一の現役慶應合格に導くなど、生徒の人生を逆転させる。

2016年の卒業1期生から開設以来3年連続早慶大現役合格者を輩出する。

2020年度、初の東大現役合格者を輩出。

 

​「人は、誰も最初から優秀じゃない」

―――― 小学生の頃は、どんな子どもでしたか?

 

 とにかく勉強は嫌いでしたね。中学受験は親に無理やりっていう感じで、嫌々ながら塾に通っていましたが、それが苦痛で。教室では黒板よりも時計ばかり見ては「早く終らないかなぁ」と思っていました。性格は明るい方でしたので、学校ではいつも授業中も友達とふざけていることが多かったです。

 

―――― 中学受験の結果は?

 

 小学生時代はそんな状態だったので、成績が上がるはずもなく、結果は散々でした。第1志望校とすべり止めの中学校に立て続けに不合格でした。なんとか中堅レベルの学校に合格しました。前日に受けた学校の試験と同じ国語の文章が出題されたりと、幸運が重なっての合格でした。今では、実力を考えると全滅の可能性もあったと感じています。

​「偏差値は、英数国全て40台でした」

 

―――― 中学生になってからは?

 

 中学入学後は、少しは自分から勉強するようになりました。でも、学校の定期テスト前だけやるという感じでした。テスト直前に詰め込んで、テストでは割といい点数を取って良い気分でした。しかし、中学3年の秋に受けた全国模試で現実を知りました。全く歯が立たなかったんですよね。英数国どれも偏差値は40台でした。何が出題されるか事前にある程度分かっている学校のテストは付け焼刃でも通用します。きちんと理解せず丸暗記して、点数を取るという間違った勉強の仕方が身についてしまったことに気付きました。

 

―――― 変わったきっかけは?

 

 ちょうどその時期に最も親しくしていた友人が高校受験をすると言いだしたんですよね。しかも受験校は筑波大学附属駒場高校と開成高校(笑)。最初は冗談かと思いましたが、

彼の実力は私の想像をはるかに超えていました。ある時、彼は私に言いいました。

「やっと数学ⅢCまで終わったよ。少し遅かったなぁ」って。彼が最初から東大理Ⅲに進学することしか考えていなかったこともその時知りました。すごいショックを受けましたね。私は彼とずっと一緒にいましたから。週に何度も彼の家に遊びにも行っていました。同じ時間を過ごしていたにも関わらず、こんなにも差ができたことが悔しくてたまりませんでした。彼はその後、筑駒と開成の両方の高校に合格して筑駒に進学しました。そんな彼を見て、私は「必ず彼に追いつく」と決意したんですよね。こういう時、普通は「とにかくがむしゃらに勉強をする」という道に進むでしょう。ただ、この時期の私はまず勉強をする前にまず「勉強方法を勉強する」ことからスタートしたのです。普通のやり方では到底彼のレベルには追いつかないことが明白だったからです。

ここで1歩引いて考えられたことが大きな飛躍の要因になりました。

 

「“勉強法を勉強する”ことからのスタート」

 

―――― 勉強法はどのように学びましたか?

 

 私がまず最初にやったことは、「合格体験記をとにかくたくさん読むこと」でした。

東大、京大、早慶に合格した先輩たち。特にその中でも圧倒的な実力を身につけた人や、

急激に偏差値を伸ばした方々の考え方や勉強方法を繰り返し読みました。

これは受験勉強に限った話ではないと思いますが、「物事を成功させるにはどうしたらいいか」

という問いに対するヒントは「その道で成功した人に聞く」ということが鉄則だと私は思います。できる人は「できるようになる考え方」を持ち、それに従って訓練に励むからこそ成功していると思います。「成功するには成功する理由が必ずある」と私は思います。

たくさんの優れた人たちの考え方を学び、週に何回も本屋に通いつめ、ひたすら勉強方法についての本を読む。そんな生活が数か月続きました。毎日毎日自分の考え方がどんどん進化していくのを感じました。

 

―――― 勉強法を確立してからは、どのように勉強されましたか?

 

 高校1年生の夏休みでした。いよいよ自分で研究した勉強法の成果を試すときが来たと

思いました。目指すは「彼(友人)に追いつくこと」。私は夏休み直後の河合塾の全統記述高2模試を申し込みました。彼に追いつくには一刻も早く1学年上で通用するレベルになる必要があると考えました。高校1年生の夏休みの1か月間で英単語・熟語を2000語以上暗記し、英文法・長文読解も高校3年生で通用するレベルに一気に引き上げる段階的な訓練を

しました。数学はⅠAの総復習とⅡBの教科書を読むことから独学で勉強を進めていきました。「普通なら2年かかるところを1か月でやる」それが当時の私の目標でした。

1か月分の計画は事前に立てていましたが、実際にやってみると思うようにはいかないこと

ばかりでしたね。

 

 

―――― どんなことに苦労されましたか?

 

 独学で1学年上の勉強を進めていくこと、学習計画を立てて実行に移すこと、思うように

行かなかった時に「なぜ予定通りにいかなかったか」を考える原因分析、効率的に学習を

進めるための時間の使い方、生活習慣の見直し、、、この1か月は今までの自分では考えた

ことがないことばかりを初めて経験したので苦労の連続でしたね。受験勉強ができるようになったこと以上に、「考えて行動する」、「妥協を許さない強い精神力」「反省を欠かさない客観的な視点をもつこと」など「人としての成長」ができたことが私は何より嬉しかったのを覚えています。

夏休み直後の模試の結果は、偏差値が英語が73で、数学が63でした。夏休み前と比べると

英語と数学で合計25上がった計算です。

 さらに、2か月後の第3回全統記述高2模試では英・数・国で全国成績優秀者にランクインするまでになりました。成績優秀者の冊子の私の名前の前後には1学年上の灘、開成、栄光学園などの名門校の人たちの名前がすらりと並んでいました。

 小学生の時は雲の上の存在だったはずです。それがたった3か月で大逆転です。本当に信じられません。

 

―――― たった1か月で飛び級して偏差値20アップとは驚異的です。

     この経験を通して思うことは?

 

 ここで私がお伝えしたいことは「気持ちが変われば人は変われる」ということです。

私は友人に追いつくことを目指して、こんなにも変わることができました。強い気持ちを

持てば、人は大きく変わることができるということを私は身をもって経験することが出来

ました。きっかけは、たった1つの出会いでした。

 決して私の頭が良いわけでも、私自身がもともと優れていた訳ではありません。私は、

この成績の急上昇を経験して、いつか必ず将来多くの中学生や高校生たちにそれを伝えたいと思いました。

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